ヘルタースケルター鑑賞。
大学時代に原作を読んで衝撃を受けた思い出があり、映画化されるということで楽しみにしていた作品でした。
大学時代に原作を読んで衝撃を受けた思い出があり、映画化されるということで楽しみにしていた作品でした。
1番印象に残ったのが検事役の大森南朋が発した言葉。
"若さとは美しい。けれども、美しいということは必ずしも若いと言うことではない。
美しさとはもっと複雑で、奥深いものであるのだ"
最近ずっとこのまま歳をとらずに生きていけたらいいのにと感じていたので、この言葉が響きました。
潜在的に若さを失うのを心の何処かで恐れていたのかなと。大森南朋はいつも、魅せてくれます。
蜷川監督がこの映画で伝えたかったメッセージも込められているでしょう。
また、主人公りりこを演じる沢尻エリカの言葉も印象的でした。
”強いから美しいんじゃない。美しいから強くなれるんだ”
私は強さが美しさを生むこともあると思いますが、全身整形で美貌を手に入れたりりこにとっては、きっと己の美しさのみを拠り所にして強く居られたのかなと。
”どうして神様はまず私達に若さと美しさを与え、そして奪うんでしょう?”
若さと美しさと強さ。
若さは永続的ではないけれども、美しさと強さは奪われるものではなく、自分次第で手に入れられるものだと思います。
yokoさんのこの言葉を思い出しました。
”女子はもっともっっともっと、賢くて、強くて、美しくなるんだ。そして、誰にも消費されちゃいけない。”
キャストもはまり役で、原作を裏切らない、予想以上の作品でした。
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